昔のP社のヘッドホンアンプ
H-100の中身入れ替えで製作しました。
このH-100は、昔、P社がだしていた、圧電ポリマー振動板のハイインピーダンスタイプ駆動用のものらしく、電源電圧が高く、電流は流せないものでしたので、ボイスコイルタイプのヘッドホンで大音量がでませんでした。
OP-AMPとMOSFETのPushPullのバッファで構成します。電源電圧もかわりますので、トランスは入れ替えとなります。
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全くのDCアンプ構成になっています。安全のため、入力にコンデンサを入れた方が良いかと思います。接続する機器にDCもれがあるとそのまま増幅してしまいます。
オペアンプのみでローカル帰還をかけて、終段からは無帰還として試作してみましたが、MDR-CD999では、無音時のノイズは聞こえなかったのですが、DISCMANのインナーイヤータイプのヘッドホンでは、ハム音が盛大に聞こえましたので、終段からOPAMPに帰還をかけることにしました。
音は、かなり硬い感じに変化しました。
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なんとか、もともとのケースにおさまりました。出力のフォンジャックのGNDが絶縁されていないタイプですので、ケースに接触するとハムが出てしまいます。ビニルテープで絶縁しています。
大昔のヘッドホンは感度が低かったので、少々ハムが出ても大丈夫だったのでしょうが、インナーイヤータイプのものでは、少々気になります。
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ピンプラグからライン入力を取って接続します。CDプレーヤを試聴してみましたが、CDプレーヤ内蔵のヘッドホン出力より大音量が出ます。少々ですが、サー...と、ノイズが聞こえます。NE5534,OPA604あたりに変更してみれば、これは小さくなるのでしょうかね。
DCオフセットは、25mV〜36mV程度です。これもなんとしないと...ですが、実用上は問題なさそうなので、そのうちOPAMPを入れ替えるときに対応したいと思います。
(2004/10/31)
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