南アルプスの麓にある寸又峡へは、大井川鉄道の SL に乗って千頭駅で降り、
 そこからは路線バスに揺られながらの峠越しです。

 寸又峡と聞いて、まず 40年前の金嬉老事件を思い出しました。
 路線バスの運転手が、寸又峡温泉入口で、「立てこもり事件の舞台となった旅館が
 こちらです」 と説明してくれ、現在も営業していました。

 台風20号の影響であいにくの雨になりましたが、木々の彩りや神秘的な川の色、
 スリルに富んだ吊り橋など、忘れられないウォークになりました。








大井川に沿って走る鉄道の山側には
茶畑やミカン畑が広がります。



大井川鉄道が販売しているお弁当
石炭のにおいのSL車内で頂きました。
女性の車掌さんが観光ガイドや、ハーモニカで
昔懐かしい唱歌も演奏してくれます。











エメラルドグリーンのダム湖の色は、光の反射によって
毎日変化するという






飛龍橋 
高さ100mのアーチ型の鉄橋で、車は通行できません
深い渓谷を眺めながらのウォークです






水面からの高さは8mですが、揺れるし、雨の為滑りやすく日本一高い九重の 
“夢大橋”より怖かったです


狭い板の上を慎重に歩きます
一方通行で、引き返すことはできません





吊り橋を渡るときは、“10m前方に視線をおき、吊り橋の揺れが上がった時に足をおろすと
よい” と頂いたマップにありましたが、そんなこと考える余裕はありません (^^;)