<お年寄り・子どもの居場所づくり>

 湯布院で、年を重ねていったとき、安心して暮らしていけるように、少しずつ自分にできることをやっていこうとボランティアで集まっています。


 まずは、安全でおいしい食事をお年寄りといっしょに楽しみたい、そんな中で信頼できる関係ができ、どんなシステムが必要かが見えてくるのではないかと、お弁当を届けたり、お食事会を開いたり、月に1回から2回のぺースで取り組み始めました。


 去年の4月、手探りでスタートしましたが、福祉に携わっているたくさんの人との出会いや、その縁で知り合った中学校の近くの佐藤和生さんの協力などで、少しずつ広がりがもてるようになってきました。


 食と農の地域の中での循環を目指したムラづくりNPO「風の原っぱ」が10月にスタート。湯布院中学校の近くに事務所と交流の場を兼ねた家を借ることができたので、それを機にそれまで使っていた中央公民館の調理室から「風の原っぱ」を使うようになりました。


 今、近所のお年寄りに来て頂いてのお食事会と同時に、出てこられない方へのお弁当を届けたりしています。


 食事会や映画会、お年寄りの知恵に学ぶ企画などを交えながら、元気で楽しい老後をいっしょに探っていきたいと考えています。


 安心お食事サービスでは、赤坂農園の野菜や湯布院でとれたアイガモ米など顔の見える安心して食べることができる素材をなるべく使うように心がけ、自分たちでも赤坂農園の一画を借り野菜作りをはじめました。また干し柿作りやズイキ作りにも教えてもらいながら挑戦しました。


 ボランティアメンバーは、お料理の好きな人、福祉に関心がある人、配達を手伝う人など、それぞれのできることで関わっています。その中で利用者でありながら、ボランティアにも参加し、その間をつないでくれる人もいます。


 今は、小さな取り組みですが、ゆくゆくは「ここがあったら安心」と思える地域の居場所をつくっていけたらと思っています。


        (松村真知子)

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