<日出生台での日米共同訓練 2012年夏>

 

8月1日、日出生台での日米共同訓練の中止と
オスプレイの飛行訓練の撤回を国に求めるよう県に要請

 

真夏の日出生台で、日米共同訓練(合同軍事演習)が行われるとの情報が入ったのは、
もう、ほんの最近のことだ。

今夏、それも8月の湯布院や九重の観光、農業、どちらも真っ盛りのど真ん中で
日米共同訓練を日出生台でやると。

さらに、大分県上空を含む日本全国の空で
V22垂直離着陸機オスプレイの低空飛行訓練を実施すると相次いで発表された。

オスプレイとは、試作段階から墜落事故が相次ぎ、
その後も事故だらけの「欠陥機」「未亡人製造機」などとよばれる米軍の最新ヘリだ。

この夏は、のほほんと過ごせるもんと思っていたら、
どうもそれも許してくれないらしい。

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ということで、まずは大分県に対して、
私たち住民の意思表示と情報を共有するために
台風が近づく8月1日に行ってきました。

対応してくださったのは

大分県生活環境部・防災危機管理課の課長の後藤さん。
同課 危機管理班の安藤さん、佐藤さんの3人。

まずは申し入れ書を読み上げて、後藤さんに手渡しました。

申し入れの内容は以下。

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大分県知事 広瀬勝貞  様

 

 

 

8月下旬に予定されている日出生台での日米共同訓練の中止、

オスプレイの県内上空を含む国内全域での飛行訓練計画の撤回、

情報公開の徹底を、大分県として、国に求めて下さい。

 

 

 日出生台演習場では、今年2月にも、1999年の開始以来9回目となる米海兵隊による
実弾砲撃訓練が強行実施されました。今年の訓練は、昼間、夜間、ともに過去最多の砲撃
数を記録する、これまでで最も激しい演習でした。演習初日の夜には、完全武装した米兵
と米軍車両が県道に出てくるという、これまで一度もなかった前代未聞の事件が起き、傍
若無人で、なし崩し的な拡大を続ける米軍訓練に対して、地元住民から大きな不安の声と、
規制を求める声が上がったのは、まだ記憶に新しいところです。

 そのような住民にとっては許し難い演習の実施から、まだ半年も経たない中で発表され
た、今夏の日出生台での日米共同訓練、さらに、大分県内上空を含む、日本国内全域での、
V22垂直離着陸機オスプレイの飛行訓練計画の発表に、私たちは自分の目と耳を疑わざる
をえませんでした。

 日米共同訓練が予定されている8月というのは、演習場の中に牛を飼っている地元、日
出生台の住民にとって最も忙しい農繁期であり、観光の町、湯布院や玖珠、九重において
も、1年で最も多くの観光客が安らぎを求めて訪れる時期です。そのシーズンの真っ最中
に、日米共同訓練を行われるのはこれまで一度もなかったことです。まさに、住民配慮よ
りも、軍事訓練を優先する姿勢がむき出しになってきているといわざるをえません。

 さらに、墜落の危険性が指摘されているオスプレイの低空飛行訓練を、大分県上空を含
む、九州全域、日本全国の空で実施するなど、絶対に許されません。

 演習場内での拡大は、いずれ必ず演習場外へと拡大する。私たちはそのような懸念から、
どんな拡大の芽も見逃さず、拡大を許さないための抗議と監視の行動を続けてきました。
現在の状況は、まさに、私たちが懸念していた通りの状況になりつつあるといわざるをえ
ません。

 米海兵隊の移転訓練、日米共同訓練、オスプレイの低空飛行訓練問題、これらを、私た
ちは、別々のものとして考えがちですが、米軍にとって、それらはすべて一体の米軍の作
戦戦略の中で位置づけられているものと考えられます。私たちもそのように把握しなけれ
ば、この問題の本質を見失うものと考えています。

 大分県民の安心・安全な暮らしを脅かす、このような暴挙を絶対に許さない、毅然とし
た姿勢で国に対して、日米共同訓練の中止、オスプレイの低空飛行訓練計画の撤回、これ
らに関する情報公開の徹底を、大分県として強く求めていただけますよう、ここに申し入
れます。

 

                                 2012年8月1日

                           ローカルネット大分・日出生台

 

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申し入れを受けての県としての回答。

【共同訓練について】

防衛政策、国の専管事項、日米安保条約の枠組みの中で国の責任において
実施されるもの。
しかし、では、県は、なにもできないのかというとそういうことはない。

地元自治体とともに、住民の不安の解消、安全対策について国に対して強く要望していく。
放牧採草について、影響がある。

西部方面総監に対して、訓練期間中も採草ができるよう要請していく。
訓練内容などの情報公開についても国に対して求めていく。

 

【オスプレイについて】

事故は多く、原因もわかっていないとの認識。

各地の自治体からも反対の声が上がっていることは承知している。

日本政府がまず関係自治体やコクミンの不安や懸念を表明し、
事故原因の徹底究明と安全対策を日本政府の責任で調査、検証すべき。

コクミンに納得のいく説明をしてもらいたい。

【情報公開】

私たちにもわからないことが多い。
今月下旬に予定されている日米共同訓練についても、
米兵がいつ大分県に入るのか、いつ離れるのか、
いまだに大分県に情報は来ていない。

明日、西部方面総監に出かけて要請する。
今回は、5市町といっしょになって要請する。

外出日程は事前に公表してもらうよう、要請活動をするつもり。
大分県の管理する港湾を使用させてほしいとの連絡もない。
おそらく、今回は陸路ではないか。

しかし、詳細はわからない。
今のところなにも来ていない。

(なんと、いまだに大分県には、米軍がいつ、どうやって、入って、出て行くのか、
 なんの連絡もはいってないのだという。情報公開はどんどん後退する一方だ)

質問:
水陸両用車などの大きなものをいったいどう運ぶのか。

情報公開があまりになさすぎる。

通常車両についても防衛から出された資料に記述がない。

一部先発隊は空路で来るかもしれないが、
本隊についてもどうやって大分に来るのか、わからない。

県の体制は前回よりも体制強化。職員を派遣する。
県の内部でも体制を組む。

日米共同訓練は自衛隊の責任でやるものであり、
移転訓練とはちがうと考えている。

開始の19日と終了の30日は訓練はない。

外出についても詳細はわからない。
ホームビジットはしたいと言っている。
そこに宿泊するのではないか。

訓練期間の中の土日、25、26日に外出。
これは湯布院映画祭のピークと重なるので
県はその状況について理解してもらうように伝える。

要望;
矢臼別の前回の移転演習では40人が釧路市の8つのホテルに宿泊した。
夜中の2時ぐらいまでお酒を飲んで外出した。
外出を自粛してほしい。

米軍は「史跡巡り」などの視察研修をしたいと言っている。
米軍の個別自由外出については「ない」との事前説明を受けている。

 

【要望】
米兵の外出などは「公務」扱いなのか、どうか、確認してしい。
トラブルが起きたときの法的問題に関わるので…。 

訓練期間中の海兵隊員の外出は控えてほしいとの要望を
県として国に出してほしい。

質問;2月の米軍移転訓練で問題になった県道走行問題。
明日の要望には項目として入っているか?

「規律保持、治安安全確保のための十分な措置を講じるように要請すること」
という要請を行う予定。

この言葉には「県道に出ないで」ということもニュアンスとして含まれていると
いうことを伝える。

(「ニュアンス」ではなくて、明文化して「演習場外には出ないこと」を
 要求しないとアメリカの人たちには通じない!)

夜間訓練はやると思われるが、夜間の実弾射撃訓練はしないと言っている。
しかし、空砲射撃訓練はありうるかも…。

質問:ヘリの空中からの射撃はあるのか?

説明を受けてない。
夜間に飛行機、ヘリが飛ぶことがありうる。

夜間訓練について、住民の安息時間20時以降、
騒音や振動が伝わりやすい訓練は自粛してほしいとの要望を出す予定。

質問;なにか起きたときのクレーム、情報連絡はどこに持っていけばいいのか?

西部方面総監部も現地事務所を作る。県としては24時間の専用回線を立てる。

「訓練内容を(マスコミだけではなくて)地元の住民に情報開示をして、
 訓練の情報を公開してほしい」との要望も出す予定。

 

要望:
2月の移転訓練の際に、米軍が県道を走行した問題で、連絡体制の問題が浮上した。
今回ももしなにか異常を住民が発見したら、ここに連絡したらいいという
連絡先を明示してほしい。

日米共同訓練は自衛隊と一緒にやるから、2月の米軍移転訓練とは違うという話を
されたが、米軍移転訓練も自衛隊は大規模に広報支援部隊として実質は
共同訓練状態となっている。

移転訓練が回を重ねていろんなこれまでにない問題が起きてきたことを考えると
日米共同訓練においても、協定などのある種のルール作りが必要な時期にきているのではないか。
ぜひ検討してもらいたい。

 

<オスプレイ問題>

全国知事会としても「現状では受け入れられない」と出している。
大分県も同じ見解。

質問:
今回、報道されたいわゆる「イエロールート」と呼ばれる米軍機の低空飛行コースについて、
初めて今回、米軍が公式に認めたとされているが、県はこれまでの実態を把握しているのか?

これまではクレームを集めてはいるが、実態の把握まではできていない。

 

要望:
オスプレイ問題だけでなく、これまでの米軍機の低空飛行問題でも
イエロールート直下の県内各地では、時期によって連日のように米軍機の低空飛行が実施され、
住民は爆音に悩まされている。

今後のことを考えても、県として、米軍機の低空飛行実態を把握する体制をつくってほしい。

実態を把握するために、
大分県として、県民からの低空飛行訓練情報を募集するホットライン回線、
あるいはホームページの掲示板、メールの受付先のようなものを作れないか。

「安全が確認されるまでは認められない」と言っても、
オスプレイを導入したいアメリカ側はこれから、いろんな
「安全です」キャンペーンを張ってくるだろう。

それをもって「安全」と言われても県民の安全は守れない。
危険なオスプレイの導入は絶対に認めないという立場で踏ん張ってほしい。

米軍が「安全」と言ったから安全ということではなくて、
コクミンが安全と納得できるような検証がなされ、
説明をしつくして初めて安全といえる。
それまでは認めることはありえない。

(これは大分県としてはこれまでよりもかなり踏み込んだ意見。
 しかし、県民の生命、財産を守る義務を負う県としては
 ある意味、当然の姿勢とも言える。
 それでも、これまではこのぐらいのことも言ってもらえなかったので、
 なんだか少し頼もしく感じました)

 

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申請後の感想

1時間の約束を15分ほどの時間オーバーとなりましたが、
意義ある意見交換ができたのではないかと思いました。

大分県としても、国を前にした県の立場の中で、
県民の安心・安全のために精一杯努力している姿勢が伝わってきました。

それにしても、もう、今月の19日から開始だというのに、
まったく大分県に情報が来ていないという実態には驚きました。

軍事というのは、機密事項が多く、軍事社会が広がることは、
基本的に、民主的な情報公開を基本とする社会にはなじまないものだという気がします。

情報は出さないが、やりたいようにやるんだという前例を作らせないことが必要だと思います。

8月は、実際、みんなそれぞれ自分の仕事が忙しい季節です。
でも、今回の、日米共同訓練やオスプレイの問題が次々とでてきたことを考えると、
指をくわえて見ているわけにもいきません。

今回も、私たちは、
日出生台の現地に、
私たちの抗議の意思表示としての監視小屋を設置します!

 

 

 


 

8月17日(金)米軍車両、装備品トラックと、

兵員を乗せた専用バスが続々と日出生台に到着

 

に行われている米軍による沖縄県道104号線越え実弾砲撃訓練の移転演習も、
演習のなし崩し的拡大に伴って、
年々、情報が出なくなってきている。

しかしそれ以上に、今回の日米共同訓練では
米軍の部隊や装備が、いつ、どこから、どのように入ってくるのか、
まったく情報が出されない。

19日から始まる日米共同訓練。
もう残された日は17日、18日しかありえず、
この日、朝から手分けして張り込むことに。

大分県や由布市の職員らは、日にちだけは通知を受けたらしく、
朝から同様に、高速道路の湯布院インター付近に待機していた。

そして、この日、早朝から、分散して米軍車両、装備品の搬入が始まった。

 

 

 


転しているのは米兵。前後に先導車らしいものがついている気配はない。

米軍車両の助手席のドアの脇になにやら荷札らしき張り紙があったので、
もしやどこから来たかわかるかも…と思い、
近寄って撮影した。

中段に

POE:KIN RED , OKINAWA, JAPAN

POD:IWAKUNI, JAPAN

FINAL DESTINATION:HIJUDAI, JAPAN

という表示。

沖縄、金武町を出て、岩国に運ばれ、
最終目的地は日出生台
という意味か?

米兵らを載せたバスは
昼ぐらいにやってきた。

 

104号線の移転訓練では、米軍は大分空港に着いた後、大分の地元の民間バスに分乗して日出生台入りする。
しかし、今回、日米共同訓練のための米兵らを乗せたバスは、大分の民間バスではなく、
写真のように、前面に「SPECIAL」と表示され、窓を黒塗りした専用車だった。

ナンバープレートを見ると、
U.S.GOVERNMENT
FOR OFFICIAL USE ONLY
とある。

岩国基地内で使われているバスだろうか?

この日の米軍車両と装備品の搬入、米兵らの到着を報じる
地元、大分合同新聞夕刊の記事。

 


8月19日 「2012夏 日出生台だより No.1」より転載。

日出生台演習場を見下ろす高台に設置した「日出生台監視情報センター」では、

毎日、「2012夏 日出生台だより」というA4で1枚の報告を出しています。

その第一号が昨日できましたので、以下、転載します。

 

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「2012夏 日出生台だより」
日出生台現地・監視情報センター
2012.8.20 No.01

10年ぶり5回目の日米合同演習 始まる

全ての装備品、隊員を岩国基地から搬入

8月19日、日出生台演習場で10年ぶり5回目の日米合同演習が始まりました。

前回2012年に続いて在沖縄海兵隊との合同演習です。

今回の演習では、装備品や隊員の日出生台入りと撤退の月日は開示されましたが、

時間、搬入経路などはまったくあきらかにされず、自治体や自衛隊までが

対応に追われました。

 県当局などは搬入予定日の8月17日早朝5時から演習場周辺に職員を配置して

装備品や隊員の搬入を確認しました。

装備品等は沖縄から米軍の輸送艦で山口県の岩国基地から

(7月23日にオスプレイが持ち込まれた)に陸揚げされ、

日出生台演習場へは17日早朝から1日かけて警察などの先導もなしに

米軍自らの手で高速や一般道などを利用して搬入されました。

搬路の詳しい経路は明らかになっていません。

 前回の合同演習では、民間フェリーで沖縄から大分市大在公共埠頭に運ばれ、

警察の先導で隊列を組んで日出生台演習場まで運ばれていましたが、

今回は輸送の経路も時間も明らかにされないまま、

一般車両が頻繁に通行する高速道路や一般国道を「軍事演習」に

利用したものといわなければなりません。

また、これまでも利用してきた大分港や福岡空港や博多港を使わず、

岩国基地を利用したことも西日本一帯の交通網の軍事利用に

道を開くものと危惧されます。

1日目は実質、演習行わず 各所で準備作業

午後4時から報道を招いて「開始式」行う

演習1日目は実質的な演習は行われず、演習場の各所で様々な準備?が行われていました。

丘の上に重機で大きな「穴」を掘っている様子がうかがわれ、島しょ防御訓練に

備えるものでは?と思われる作業や、通信基地を設置するらしい作業も確認されました。

11時頃には自衛隊玖珠駐屯地の戦車5台が車両7台とともに演習場に入りました。

各地から監視センターへ訪問相次ぐ

初日の監視センターには、各地から様々な人々が訪ねてきますが、

今回の演習でも初日、実質演習のないことは事前の報道で知らされていたにも

関わらず、日本山妙法寺の方々、地元湯布院を始め、大分、中津、北九州など

各地からたくさんの方に訪問していただき、カンパや差し入れをいただきました。

23、24日には、実弾射撃が行われ、27日から29日まで総合訓練が行われます。

ぜひ多くの人に足を運んでいただきたいと思います。


「2012夏 日出生台だより」2012.8.21 No.2より転載

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沖縄から岩国への輸送は航空機?

8月16日、大型輸送機3機が岩国基地に

昨日の「たより」1号で、沖縄から海兵隊の装備品や隊員の輸送手段を
「輸送艦」でと書きましたが、日本平和委員会を通じて、
岩国平和委員会に問い合わせしましたところ、「輸送艦の入港は
未確認だが、8月16日に機種は不明だが大型輸送機3機が岩国基地に
飛来した」ことを、岩国平和委員会の吉岡さんが確認していました。

吉岡さんは「大型輸送機が3機も同時に飛来することはこれまでに
なかった」と語っており、日出生台演習場に16日から17日にかけて
運び込まれた水陸両用戦闘車など海兵隊の装備品、隊員が沖縄から
空輸されたものと思われます。

マスコミ、自治体関係者への公開演習
水陸両用戦闘車が場内を一巡

演習2日目は、午前に報道関係者、午後に自治体関係者への公開
演習が行われました公開演習は、報道関係者によると、廠舎地域での
負傷者の救護活動と演習場の西側でヘリコプターを着地させ、武装して
降り立ち、直ちに攻撃に入るという訓練を行ったそうです。

この日の演習場内では、早朝から車両の出入りが頻繁に見られました。
8時半には徒歩で演習場内に姿を見せた10人あまりのグループが3組、
監視センター正面の福万山の麓の雑木林に入ったと思ったら、
8時55分と9時に迫撃砲らしい発射音と白煙が上がり、公開演習が
行われているのかと思いましたが、公開演習は前述の通り、全く別の
場所で行われていました。

 

10時25分頃に水陸両用戦闘車4台が場内に姿を見せ、演習参加かと
思いましたが、キャタピラで猛烈な砂塵を巻き上げながら約1時間、
演習場内をものすごいスピードで一巡しただけで戻っていきました。


雨上がりの日出生台の空に大きな虹が…

 

8月19日夕方…。
日出生台の美しい大地の上に大きな虹。

この日から日米共同訓練開始。

110年以上にわたって、砲声が鳴り響き続けたこの大地に
静寂が再び戻るのはいつになるのだろう。

大砲の音よりも小鳥のさえずりがいい。

Imagine all the people living life in peace


日出生台だよりNO.3~ No.6

 

 

 


地元紙報道に見る日米共同訓練 (訓練開始前の特集)

 

 


今回の監視活動も太陽のエネルギーを使っています。

 


監視小屋からの砲撃数カウント表

 

 

 


日出生台たより No.7

 

 

日出生台だより No.8~10

 

 


米海兵隊ホームページに掲載された

今回の日出生台での日米共同訓練 記事


<日出生台での日米共同訓練 米海兵隊が撮った動画>

http://www.dvidshub.net/search/?q=Hijudai&filter%5Btype%5D=video#.UEBK9RzUM0I

 

 

 

<日出生台での日米共同訓練 米海兵隊ホームページ記事>

News: Bilateral training commences with Forest Light

http://www.dvidshub.net/news/94018/bilateral-training-commences-with-forest-light#.UEA0_BzUM0I

 

Images: Bilateral training commences with Forest Light [Image 1 of 6]

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Images: Bilateral training commences with Forest Light [Image 2 of 6]

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Images: Bilateral training commences with Forest Light [Image 3 of 6]

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Images: Bilateral training commences with Forest Light [Image 4 of 6]

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Images: Bilateral training commences with Forest Light [Image 5 of 6]

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mages: Bilateral training commences with Forest Light [Image 6 of 6]

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Images: US, Japan shooters master camouflage, stealth [Image 1 of 7]

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Images: US, Japan shooters master camouflage, stealth [Image 2 of 7]

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Images: US, Japan shooters master camouflage, stealth [Image 3 of 7]

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Images: US, Japan shooters master camouflage, stealth [Image 4 of 7]

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Images: US, Japan shooters master camouflage, stealth [Image 5 of 7]

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Images: US, Japan shooters master camouflage, stealth [Image 6 of 7]

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Images: US, Japan shooters master camouflage, stealth [Image 7 of 7]

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8月29日、米軍の水陸両用強襲車を載せた

大型トレーラーが別府の町中を搬送されました。

 

8月29日、夜9時半頃に日出生台演習場を大型トレーラーに載せられて出発した
米海兵隊の水陸両用強襲車AAV-7は、
高速道路には乗らずに、九州横断道路を走り、別府の10号線を経由して、
国東市の国見、竹田津港に向かいました。

 

 

湯の街、別府の繁華街の道路を、
米軍の戦闘車両がカバーもつけられないままに通り抜けていく様子には、
とても違和感を感じました。

 

 

この米軍の水陸両用強襲車の横の胴体になにやら荷札が張られていたので、
アップで撮影してみました。

 

どうも、搬入されるときの荷札がそのまま演習中も取られずに、搬出時にまでそのまま付いていた様子…。

この車両も、沖縄のKin Redを出発し、岩国を経由して、日出生台に運び込まれたことが伺えます。