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性異常
「ふふふ…性交渉、性交渉、性交渉だ。どいつもこいつも抱き合わせてやる!善人面した教師たちもだ!肉と肉がジューシーに溶け合って、汁と汁がシェイクして、全員残らず合体させてやる!
そうだな…学校の次はこの町すべてを巻き込んでやる!どの町だ!?そして延々と続けさせてやるのさ…交尾をな!あお〜げば〜とお〜とし〜…僕は、正常だよ(by.月島拓也)」


楓「いえ〜い!お昼休みはウキウキウオッチング〜あっちこっちそっちこっち、いいですとも〜♪18番、柏木楓!明るい歌うたいまっす!さーびーしさにー、負けた〜いいえ!世間にー負けた〜
いっそ、きれいに、死のうかぁ♪いっそ、きれいに、死のうかぁ♪…って、全然明るくないやん!!」

「ビジュアルノベルの初期作」雫&痕レビュー〜東鳩いらね?〜

このレビューは、主に以下の提供でお送りします。
「雫-しずく-」Windows95/98リニューアルパッケージ
「痕-きずあと-」2002年版のリニューアルパッケージ

【副作用】

雫&痕をやればやるほど「かまいたちの夜」やりたくなるかも?
現時点では2のレビューしかしてないが1おすすめ。
かまいたちなくして雫は生まれなかっただろうし…

しかし「To Heart(R18&PSE)」をやったら、
もうLeafのビジュアルノベルは十分と思ってしまった(作風の違いで)

【雫】
リアルタイムでやったRPG「Filsnown」の次はこれだったのか…
画面いっぱいに文字が出るノベルゲームの始まり。

昔フルボイス版やったけど、96年版をなんとなくプレイ。
なんと「96年なのに既読テキストスキップ機能」がある!(PC98版はスキップないらしい)
しかしシステムの都合上、テキストを全既読にするのは難しいかも。
2009年の痕初回版に含まれるバージョンだとスタッフロールスキップできるので、
そのバージョンで未読回収をおすすめする(ただし年齢が伏せられたりする修正あり)

おまけでギャグシナリオとして
「Leafスタッフと戦う」番外編がある。
しかもそこそこ長い。
ケツネギフォーメーション!!w

しかもスタッフごとに話数がある。全話メモしてみた。
第1話 初めての遭遇 夢は4番打者次元人 ジローくん登場
第2話 時を超えよ 爆裂モクモク黒頭きん次元人 「一 一(にのまえはじめ)」登場
第3話 黒い欲望 超適当打ち込み次元人 ORIBASS登場
第4話 チャンポンはつらいよ ケツネギファイヤー次元人 赤玉パンチのブルルン登場
第四話 悪の末路 はぐれ和歌山次元人 キャプテンJ登場
第6話 愛ゆえに… 殺意の次元人 ろでぃます登場
第7話 激闘の中へ! ゴクゴク次元人 デスザード登場
最終話 輝く未来へ 究極次元人 次元皇帝エンペラーリーフ登場

「四」が5に修正されてない…

どうでもいいことだけど、おまけシナリオで
「Leaf開発室」に入ると
「96年版だとメーカーロゴ曲がループで流れた」のが面白かったのに、
2009年版はなぜか一回しか流れない。残念。

テキストをじっくり読んだ。声なしだけど楽しめた。
黙読とかしたので長く感じた(特に最後の選択肢後から長いことが多い)
読みすぎて疲れ、寝ても疲れが取れなかったりしたほどだが、いい思い出だった。

主人公の趣味&特技は妄想。
人間を嫌っていて
「死んでしまえ、みんな」とか、
人間をぐちゃぐちゃにして肉団子を作る妄想をしたりする。
大田さんが狂ったとき
「うらやまし〜僕も狂気の世界に行きたいなぁ」
って感じになるほど嫌われそうな根暗男なのに、
シナリオの都合でガールフレンドができて、
狂気への扉が閉ざされ成長する。
こんな主人公は珍しい。

ヒロインに感謝しないとな。
でもいつか殺してやる。

【欠点】
「セーブを3箇所に分散できないので1つしかできない」…ひどすぎ。
(さらにスタッフロール見るとオートセーブされて、最初のテキストに戻る)
回想をセーブで作るのは諦めたほうがいいほど。
どんなに気に入ったシーンがあっても、16色版だときついからフルボイス版で我慢しよう?
CGが微妙だったり月島兄妹が義理になってたりするがセーブ100個(後の痕フルボイス版はなぜか80個)
※スタッフロール後のヒントメッセージ場面も保存できる(ただし一部の音声は聴けない)

CGに癖がありすぎ。ふくらはぎが気になる。
でも16色CGとしては面白い。薄目の月島兄が持ってるノートの線がまっすぐしてたり。

同じテキストが多いけど未読スキップできない(強制スキップもなし)
手が疲れる。ゆっくりしていこう…
どうしても耐え切れなかったら、フリーソフトのマウス自動連打機能を使うしかない…
(2009年版では未読スキップ可能)

【雫流れ終わり】
痕も終わらせて感じたことは、個人的には「痕より楽しめた」。
ほとんど暗いシナリオだったり、スタッフと戦うとこがお気に入り。
R18じゃないと楽しめない、危うい世界を見てみよう。
レトロゲームなので「17歳の高校生」がちゃんと登場するとこが魅力(昔は規制ゆるかった)


【痕】
序盤だけが明るい
田舎もののビジュアルノベル。
ちょっとした観光旅行気分を味わえるかも?
中盤から猟奇殺人とか強姦とかクスリとかレズとかホモとか…書きすぎw
四姉妹がメインヒロインで、長女をクリアしたら次は次女…とシナリオロックがある。
実は犯人視点のシナリオもある(BL要素はここだけ)単純な悪ではない。

シナリオジャンルも違ったりする。
千鶴=伝奇
梓=サスペンス
楓=輪廻転生
初音=SF
犯人=両刀使い(?)
おまけ=ガチャピン&盗作削除
(詳細は16色版をやったり、ネットで調べよう)
※盗作シナリオの最中(へそのボタン選択後)でセーブすると、回収後のバージョンで強制終了するので注意。

初プレイのときは「千鶴さんが父の遺言を読む場面」に感動。
今回はなんとも思わなかった…(名場面なので何度か見たせいで)

昔フルボイス版やったあと96年版やったけど、2002年版もなんとなくプレイ。雰囲気が地味と思ったが…
初回版は起動ディスク必要だけど、リニューアルパッケージはディスクレス可能(プロテクトもない)
初めて立ち絵(千鶴さん)見たときはやめたくなったが、表情がコロコロ変わって良くなったので、なんとかクリア。

2002年では珍しい「解像度が800
X600」…終ノ空もそうだったけど。

文字が大きくなったりたまに小さくなったり動いたり。
画面も演出として立ち絵ごとぐにゃぐにゃ揺れたり、効果音がいろいろあったり。
鬼の爪が走ったり鮮血が飛び散るアニメもある(16色版にもあるのが凄い)

「ページ単位でテキストを読む」って設定にするとマウスクリックが減って楽になる(2009年版にはない)

全エンディングを見ると、一枚絵じゃないけど
「痕☆マスターおめでとう!」と祝ってくれる。
千鶴さんからも謎のごほうびが…心を込めてるらしい。

【欠点】
文字が画面いっぱいに表示される上、縁取りもなく影だけのフォントなので
画面が暗いし明るさも調節できない。
水無月さんの絵が激変。やたら腕や胴が長い。96年版のほうが好みだった。
初音ちゃんの癖毛は鬼の角をイメージしてるらしいが、今回は小さすぎるw
スタッフロール後に多彩なヒントメッセージが出るが、セーブ不可なので一度しか見れない(出る前のセーブファイル「Sys.sav」を退避させるしかない)
初音クリア後の痕の文字一角目をクリック!の「背景単色モード」で再プレイする価値はあるのか?
モザイクでかい、尿にもある(笑)

【痕(きず)付いた後】
ビジュアルノベルは個人的に痕までで十分だった。
To Heartはシナリオ軽すぎじゃね?
「マルチがスパゲッティせんべいを作って食べた」とこしか憶えてないわ!嘘です。
大ヒットはしたが、明るすぎて筆者には合わなかった。
鎖買ったのでそっちに期待(きっしーのためにw)