2015/5/13執筆 ↓くるぶし 踝兄弟劇場 第一巻 麻雀篇 こんなのメモ帳で十分やわぁ!レビュー ※このレビューは「おすすめしない作品」を とことん貶めるため「だけ」に書かれたものである。 1.プロローグ 最近「テトリスS」というセガサターン用ソフトを買った。 [地元でのやりとり] 店員「これはセガサターン用のゲームですが、大丈夫ですか?」 みたいな事を訊かれたので 筆者「セガサターン、動きます!」 と断言。後でサターンひっぱり出して無事動く。正直ちょっと焦ったわ! フラグ0(SS本体)が立った。 その後「同級生麻雀」というソフトを買った。 メーカーは「ユーメディア」 …昔新品で買ってしまいギブアップした「踝兄弟」と同じやないか。 思い出した。 フラグ1(プレイ決定)が立ってしまった。 2.フラグON …以上、そんなフラグが立ったが為に 踝兄弟劇場というCD-ROMを セガサターンにセットして 「今度こそクリアしてやる!」という目的が生まれてしまった。 ちなみにこの踝兄弟、すぐに売った筈なのだが ご丁寧にも「リベンジしたい」とかなんとかで 中古で買い直しているという「痛い」経緯を持つ。 再プレイして「もういらねぇ!」と思い知らされる事になる…。 3.ゲーム起動 謎の声「ユーメディア!」無駄なアニメが動く。 うっ、キモい…(ちなみにパッケージ裏には「怪しくもかわいいキャラ」とか書かれてるが「詐欺」) 「くるぶしきょうだい!(省略)」タイトル画面終わってる。←ただの落書き 割と間髪入れずに挿入される 無駄に長いデモムービー。 歌が変、画質荒い、長すぎる(3分ほどあるので二度言いました) こんなの店頭で流してほしくない! 果てしなく需要がない動画なので、これを観るだけで嫌な予感が… そんな予感がした貴方は正しい。 スタートボタンで「すたーと。」「あう、あうあうあうあう…あうぅっ!」 いちいち喋る。ちっとも嬉しくない。 4.メニュー さて、どれにするか…(原文そのまま)↓ わしの腕前をみせつけてやるぜ フリー対戦だ! 踝兄弟とその仲間の秘密が今ここに あばかれるストーリーモード おしゃれなあなたは必見 踝兄弟のテレフォンショッキング 「テレフォンショッキング」はただの長い実写ムービーである。 ゲームとしては「フリー対戦」「ストーリーモード」の二つしかない。 あと、セーブ機能もないので どんなに高得点を叩き出してもリセットされる。 ※筆者は55000点まで出しました。多分一度きりの奇跡。 5.踝兄弟アメ。おいしいよ。 まず、テレフォンショッキングというムービーを観てみる。 デモムービーより好きです。悪くない。 大人二人が変なコスプレしてはしゃいでいるという内容。 適当に動き回るだけの手抜き動画。 たまに「実在するのか怪しい」商品紹介が入り、後半はなぜかカラオケ。 「おにいさま〜」 「あかぐろちんまる〜」 多分この二人はオカマかホモである(という役回り) 麻雀を長時間やった後にコレ観ると癒された。 6.ストーリーモードをリベンジしてみたが再度ギブアップ 言葉通りなのだが、詳しく書くと 一見「イカサマなしの本格四人打ち麻雀」と思われそうだが、敵のみにはイカサマありそう。 それで嫌になった。 更に詳しく書くと どのキャラも選びたくないほど酷いが 一応、見た目がややマシか?と思えた唯一の美少女(?) 「フラミンゴたか2回転ちゃん(以下「たかちゃん」)」を仕方なくチョイス。 昔もたかちゃん気に入ってたのでそれにしていた。 ストーリーは… 「踝星」ではブサイクなたかちゃんが 地球では美女だともてはやされ、コスプレとかして話が逸れる…って感じの話(どんな話や!) クリアできなかったので最後どうなったか分かんないけど CD-DAとして音声だけは聴けるので、それで判断するしかない。 ストーリーがたまに見られる程度で、後は長時間かかる麻雀をずっとやるだけ(実話) ※筆者は麻雀ゲームができるが、専門用語はあまり頭にないのでつたない説明になります(泣) 長い四人打ちを一度終わらせるだけでは終わらない。 二度終わらせて一位か二位になってようやくストーリーは進む。 次は二度どころか四度も打ち続け 高得点ほどプラスになり 低得点はマイナスになり プラスの点が一番高い一位のみが優勝、それ以外はゲームオーバー。 (コンティニューはいくらでも可能だが…) 7.「しぶいやつ」になりたかった コンティニューしますか? する 〜することによってわしは 麻雀の鬼となるのである〜 しません 〜しないことによってわしは しぶいやつと見られるのである〜 コンティニューしなければ良かった。 この麻雀は、自分がリーチしても高い確率でロンされてしまう(またはツモ) つまり「リーチ=勝利に近付いた」という訳でもないので心が折れそう。 ボタン連打して適当に牌を捨てていてもロンされたりする。 勿論プレイヤーにロンが集中。 筆者が「絶対鳴かずにリーチして上がるスタイル」なのが問題なのか? いや、「究極の思考ルーチン」とやらに問題がある筈だっ! …まぁ、こないだやった「1500DS Spirits 麻雀V」には遠く及ばない。 この麻雀ゲームはオススメ。 プロクラスをクリアした時の達成感がたまらない! 閑 話 休 題 悪意を持った自分以外の対戦相手。 長時間負け続けることにより「疑心暗鬼に陥る」麻雀ゲームなんて誰得!!? まるで「ひぐらし」が麻雀になったようだ(嘘) ※「ひぐらしの哭く頃に 雀」とは全く関係ありません。 それで、なんやかんやで、ゲームオーバーになり続ける。 たかちゃん「絶対負けないから!」いや、負け負け。 ストーリーも気にならないし、誰もがわしにロンするからのう。 14:00〜22:00までやり、ストーリーモードはギブアップ。 フリー対戦は(ストーリーモードでの)最高得点55000点とかにならずに やっぱり負けまくる対戦。 最後はテレフォンショッキングムービーでプレイを締めくくった。 8.書いてて眠くなった。黒須ちゃん、寝る(関係ない) 5/14執筆 ストーリーモードで惨敗して フリー対戦でも負けまくって テレフォンショッキング観て 投げ出した。ギブアップ。挑戦失敗。 せめてもう少し優しい難易度であったら 無事に勝てて達成感があっただろうに… (この96年作品よりも97年の「同級生麻雀」のほうが チートできるだけまだマシな気がしてきた) このゲームは「怪しくてかわいくないキャラ」も欠点だし 線が太く色使いが滅茶苦茶な画像も欠点、 荒い無意味な長いだけのムービーも欠点。 そして、麻雀ゲームなのに プレイヤーを全力で負けさせようとしたり 長時間四人打ちさせる割にはセーブ機能ないし… こんなに良い所がない作品なのに なんで買ってしまったのだろう。 そもそも、昔読んだ「SSゲームを取り扱う雑誌」ですら、記事からして 「踝兄弟は賛否両論」だったし(雑誌としてはゲームを薦めなくてはいけない筈) 同じマイナーなゲームなら「ユニバーサルナッツ」のほうが良かった。 もうマイナーゲーム買うの嫌やなぁ… ネットで評判が高いものを選ぶようになったし。 9.最後に 「昔こんな無名なクソゲーも買った事あるよ!」 こんな過去もあったよ。と言わしめるレビューになったとさ。 おしまい