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「やるドラポータブル」の
「ダブルキャスト」
「季節を抱きしめて」のみの限定レビュー


とある日の話。
今夜は、1「ゲームがつまんない」2「メシまずい」3「野球ばかり観てる」の三重苦だった。

1は残念ながら「夏のやるドラで達成率を100%にしようとしている」からである。
※夏のやるドラ=ダブルキャスト。春=季節を抱きしめて、として本文で紹介している。
2は個人的な事なので省略(笑)
3は…筆者は野球があまり好きではないので。
(ゲームやりたくなくてTVを観ようとしたら、身内が野球番組を…)
こないだやった「CLANNAD」の草野球シナリオが辛かったのに似てます(泣)

本文はもちろん、1のゲームについて取り上げている(当然)

やるドラとは?

学生時代、昔の友人がPSで「ダブルキャスト」をプレイさせてくれた。
ジェノサイド編をそのときに見た。怖かったかどうかは忘れたが。
筆者の選択肢の選び方で達成率が上がったのか、必死にセーブしていた。
(個人的には普通の絵柄の「季節を抱きしめて」が気になっていた。
…全然説明になってない…)

ということで、昔PS版「ダブル」「季節」を買ったのだった。
関連商品が結構あったので、それらも買って財布が大変だった記憶が。
コレクターズディスク(PCソフト)まで買ったぜ!

そして時は流れ流れて2015年。
今年の春は、春に相応しい「季節を抱きしめて」をプレイする事にした。
攻略サイトによると、最低でも56回ものプレイが必要とされている。うわぁ!
でもチートできたPS版と違い
今回やるのは「やるドラポータブル」なので、改造不可(多分)

やるドラポータブルとは?

PS版のCD-ROM2枚組だったやるドラシリーズを、PSPでも遊べるようにした移植作。
ディスクはUMD1枚になり、ディスク交換の必要がなくなった。
他にも△ボタン押しっぱなしでないとスキップできなかったPS版から進化して
△ボタンを一度押すだけで自動的にスキップする「オートスキップ」ができるようになった。
欠点はベタ移植のため、PSP版の比率と比べてPS版のままの画面サイズになっているので
無理矢理拡大して画面をぼやかすか、画面を小さくするしかない仕様となっている。
あとメディアインストール機能がないせいか、画面が度々止まる。

やるドラポータブルをやる。

PS版はあまりやってないので
PSP版は「ディスク一枚になった事だし」という訳でプレイしやすいだろう…と
思い切って「やる」事にした。…やるドラだけあって(笑)
そもそも「ダブルキャスト」PSP版のほうは中古の癖に割高だったので
何がなんでもやらねば!
…と変なプレッシャーがあったりする(汗)

でも、フラグが複雑らしい「季節」からやった方がいい?というか春から始めたし。
やるドラ最高傑作と呼ばれてる「ダブル」は夏にやると決めて…(決めてねーよ!!)
結局「達成率100%の快感をもう一度!」と初夏にする事にしたが…

PSP版の特権「オートスキップ機能」を多用する事により、
初回以降のプレイがかなり早く終了するようになった。
やるドラの「タイムアタック」をするようになってしまった…。楽しみ半減?
季節は14時間近くで100%になり
ダブルは8時間近くで100%に。
プレイ時間短い…。

※タイムアタックとは、「ゲームをできるだけ早くクリアする」プレイの事である。

さて「季節を抱きしめて」の内容は…

長所

選択肢次第で様々なシーンが見れる。夏プレイ中の方より様々なシーンに分岐すると思った。
「ダブルキャスト」はある程度一本道のストーリー進行なのに対して、
こっちは選択肢一つで様々な場所に行ったり、登場するキャラが変わるので「よく作ったな」とか思ったり。

そして、主人公以外フルボイスで…個人的にはヒロイン「麻由」の声が可愛い!
先にやったPS作品「輝く季節へ」の「あの眼鏡妹キャラ」と同じなので比べてしまいそうだが、慣れました♪
声優に失礼な話だった…(滝汗)

麻由がよく登場するので、気持ちよく麻由に萌えれる。同居生活が堪らないっ!

あとは、筆者は「door」の方が好きだけど、主題歌が良いのもポイント。普通に良い歌ですよ♪

忘れてた!キャラクターデザインがめっちゃ好みだったわ。麻由はほんとデザインがいいっ!
夏より見た目が好きなのでした。それで真っ先に買う気になった。
これはアニメーターに失礼な話だった…(反省)

短所

「泣き」も「笑い」もなかった。
つまり、あまり感動できないだとか、面白くて笑えるような話でもないような、という…(おい!)
いや確かに恋愛物なのだが、筆者はそもそもラブコメあまり好きでない方なので(何!)

じゃあ な ぜ 買 っ た ん だ !!?

昔の作品で、ネットの情報とか見ずに「見た目だけ」で買ったから。
ネットが普及した時にPSP版を買ったのは「関連商品」だったからである。

…今日(いつだよ?)は「ダブルキャスト」にはまって達成率99%になったー!
レビューなんか書いてられるか(実話)
そしてあっさりと100%になりました♪

閑話休題。

その他

春のやるドラは、サービスシーンみたいなお色気がそれなりにあったなぁ。
ソニーが作ればパンチラもOK!みたいな感じで…夏もサービスシーンあるけど。
とにかく、PSで下着が出てきたのは驚いた…(SSでは普通に出てくるけど)

季節の達成率を100%にした後の初夏にプレイを開始した第二のやるドラ。
ということで次は「ダブルキャスト」の内容をば。

長所

ラブコメに混じった怖いストーリーを楽しめるという事。
元が1998年の作品なので、まだヤンデレという概念がなかった時期に
「赤坂美月」という怖いヒロインが生まれたのが新鮮だった。

実は泣ける!?美月の過去があまりにもかわいそうで感情移入して泣いてしまった…
まさか、やるドラで泣けるとは!しかも原作1998年の作品で…古くても泣けるっ!
なので、筆者にとっては「サスペンスホラー」というよりも「泣きゲー」だったりする。
(昔PS版をプレイしたときは泣けなかったから、そうでもないか…)

実は二村も怖かったりする。いい男キャラだと思ってたが実は人殺しでもあった(!)
BADEND「かこひめの寝屋」を見れば分かる。

主題歌「door」が名曲!BGMも名曲多し(サウンドトラックに全曲入ってないのが残念…)

短所

達成率を上げるのが大変だという事ぐらいか(これはやるドラ全作品共通だろう)
そして既読スキップしかない。未読のスキップは殆どできない(△ボタンでボイスカット可能)
美月を気に入らないと、プレイが苦痛になりそう。
後はキャラクターデザインが「季節」よりも癖があるので、慣れないといけない。
「目の描き方」が個人的にはちょっと…身体はすごく上手だけど(これは好みの問題だが)
あと「鼻の描き方」が…(汗)

その他…「季節」の後すぐに「ダブル」をプレイしたいきさつ

春のやるドラをプレイして、達成率が99.91%で止まり「どうすれば100%になるのか」が分からず
暫く悩んでいて、四日連続で「季節の達成率を上げようとする夢」を見たほどだった(泣)

でも、どの選択肢で100%になるのかが分かって、ようやく100%になったときは滅茶苦茶嬉しかったので
「やるドラは達成率100%にしたとき凄く達成感がある!」と、初夏もやるドラをやりたくなってプレイ継続。

ちなみに「季節を抱きしめて」は4月の話だけど、ちょっと遅れて5月にやった。
「ダブルキャスト」は8月の話で、こっちは6月にプレイ。早いけど暑すぎるとやってられないかも?

そしてダブルを100%にしたとき、実は季節のときほどの達成感はなかった…。
そもそも攻略サイトを見て「この回数プレイすれば必ず100%に」の通り、スムーズに100になったのだから。
かといって季節のように、なかなか100%にならないのも困るが。

今回のレビューは短かったな(?)最後にこの言葉を捧げたい。
「やるドラは達成率100%を目指す、やりこみ系のゲームなんや!」
なぜか関西弁でシメ。

書き忘れ

…と思いきや、「ダブルキャスト」で思い出した事がある。
「VIPER M3」事件。
偽名の後藤さんが18禁を出しそうになったが
社長とのやり取りで「給料の額が違う」とかで降板になったという。
ダブルをプレイしてて、この過去を結構思い出したという…(笑)
今度こそシメ。