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〜はじめに〜
今回は特に
ネタバレが酷いので要注意!

※バーストのネタバレも少々だがあり。
※プレイする予定のある方は見ないで下さいね。


(そして同じような文が何度か出てくるが
どれもカットしてないので、見づらいかも?
見づらいレビューなど言語道断!でも一応書いた…)


一年前「私、おばあちゃんになりたい」
一ヶ月前の乃依「私がシリコンマスクでおばあちゃんになるよ!
そしてたまに法条まりなにもなる!」

クリアした人なら分かる筈。

それでは、推理開始(?)


「EVE new generation X総当りレビュー


EVEは二度目のプレイになる。
「EVE burst error」PC98→Win移植版がEVE初プレイ(メガストアと「EVE」DVD版に収録)
初めてやるときはなるべく原点から、ってことで
Windowsで声なし16色をやったが、違和感はなかった。
むしろ
真弥子に号泣した。昔の作品で泣けるとは…

「DESIRE」PS2版でも泣けたけど。

そして1995年のEVEから2007年のEVE
「new generation X」をやってみた。
共通点は「二つとも18禁であることとか(笑)
偶然だけど…(本当はPS2版をやる予定もあったが
Win版は音楽CDが付いてくるので、割高だが購入)

約一年ぶりのEVE。また冬にプレイ。
クリスマスイヴにプレイできれば最高だった(?)

夏の季節のゲームだけど
エフィ「今夜はイヴなのです。クリスマスイヴと同じ。」
8月に自分達の島の祭りのことをイヴと称する…
今回の「EVE」はその会話だけだった(無理矢理入れたかの様な)

そしてEVEならではの「コマンド総当りシステム」は
や っ ぱ り 面 倒 。
一度クリアするのにも多大なストレスがかかり
ギブアップもあり得るだろう。

序盤はストーリーが緩やかに進むので
先 が 気 に な ら な い …多分。

しかし今回のEVE、テキストの既読判定を採用したのだが
おかげで「後半は気をつけたけど、序盤とかに未読テキストありそう!」
と再プレイしたくなる。


筆者は全てのテキストを既読扱いにしたがるマゾなので…
(リトバスのテキスト既読は辛かったなぁ)

しかし面倒である。
上下左右と真ん中をクリックするという事が…
※常に五箇所クリックという訳ではない。

テキスト既読狙いで「記憶の欠片」集めは楽勝だったぜ!
欠片を全部集めると、氷室恭子のサービスCGが♪
…二枚しかないが。

さて、EVEはやたらと登場人物が多いのだが
今回も「どうでもいいような脇役キャラ」に
ご丁寧にもバストアップCGが用意されている。


元は一般ゲームだったせいか、キモイ女とかも出てくる。
特に酷いのが「ちゃっちゃっとやっちゃっておくれよ。
布団しいてあげようか?」
とか言うおばちゃん!!

(「CROSS†CHANNEL」のおばちゃんのほうがまだマシ。
比較対象になりもしないが、一応…)

小次郎がかわいそうである。あまり登場しなくて良かったぁ!
見た目が受け付けない…早く画面内からいなくなれ!
って感じで。
…ツユザキマユミのほうがマシかも?
何しろツユザキ(元ミゾグチ)は喋るシーンがないし。

鐘本美奈代もキツい見た目だったなぁ…ついでにメイクイーンも。
早よ画面内からいなくなれ鐘本家族!


次はキャラクターについて語ってみる。
では、今回の登場人物(の一部)は↓

「天城小次郎」
やっぱ子安さん(偽名)の方が聴きたかった
(PS2版ではOK)
まりなにちょっと手を出した(匂いを確かめるために)
アルトとラブラブ
だったが、その記憶を消されたので
小次郎もアルトも記憶を取り戻さないといけなかった。

「法条まりな」
PS2版はフルボイスじゃないらしい。
よく喋る。なんかクールなイメージが…風音さんの力か?
小湊と大隈(鹿取)と初海(乃依)を殺した犯人にされる。
もちろんヒロインなので、人殺しなんてやってない。
そう思わせるテキストは読んでて辛かった…

「乃依」
真犯人で、最後は老婆の初海の姿で
自殺。
あと犬の大五郎を蹴ったのは許せない気がする(泣)
ドイツ語で「新しい」という意味だったりする。
ミカエルがドイツ人だから。詳細は後ほど(?)

「アルト」
やっぱりアルトはいいなぁ。
小次郎と結ばれまくったし(両思いだろう)
それでも乃依とは切り離せない姉妹だが。
ドイツ語で「古い」という意味だったりする。

「桂木弥生」
最後にも登場して良かった(少しだけだが)
二階堂とのやり取りが見たかった
「burst error」の続編が「new generation」なので…
やっぱり死んでいるんだなぁ二階堂。残念。
(二階堂のことを小次郎が思い出すような場面がある。
大隈邸の二階で「東海道」だったり「甲州街道」だったり)

「氷室恭子」
登場回数少なっ!しかも終盤に登場…
こんなに脇役だから「氷室ディスク」が作られたのだろう。
せっかくだから弥生の後に氷室も出せばよかったのでは?

「本部長」
野沢さんではないが仕方ない
(上手な声優さんでした。合掌)
弥生と同じく最後にちょっと登場。
今回の本部長はまりなの敵側になってしまうのであまり登場せず。
しかも裏切るように警察呼ぶし。
最後はもちろんまりなと和解。

「エフィ」
なんか皮膚が荒くて、カサカサボロボロみたいだけど…
初海みたく早死にしそうな発言をする。最後に逮捕。
ラベンダーの香水が好き(初海や乃依もラベンダー好きらしい)

「ミカエル」
初海と両思いで、乃依とアルトが生まれたのだが小湊が…
まりなが好きなオジサマはみんな早死にするらしい。
いいキャラだったのに、どうして殺されなきゃいけないんだ!?
おのれ大隈…殺した理由が分からない(何だったっけ?)

「サブロク」
死んだグレンの代わりに登場した情報屋(多分)
体が臭いし、鼻の穴が目立つし…ちょっと辛いキャラかな。
筆者は「SWAN SONG」とかの鼻の穴が描かれたCGはちょっと苦手である。
今回の作品も鼻の穴が描かれているが、あまり気にならなかった。
肩幅が広いのも何とか許せたし…
(何の話?)

「シシド」
重要な薬をいくつかくれる優しそうなおっさん。
こんなに大事な物をくれるのだから「後で殺されるキャラかも!?」
と思っていたのだが、小次郎が「沖岸島」に移ったので
無事だった。
というか、島に行くと様々なキャラの出番がなくなるので…

「大隈」
殺されたほうの大隈の正体は「鹿取」という内調の男性。
鹿取が殺された後の実際の大隈は
自らの運転する水上飛行機が爆発しようと、生き延びて捕まった。
金が全ての悪人で、初海をババア呼ばわりするほど。
筆者は初海に同情しているので、なんか嫌だった。
(小次郎も「くそっ!あのババア!」とか言ってるが
正体が分かってないときに言ってたので許せる。)

「初海」
一ヶ月前に
末期ガンで他界した後は
乃依がシリコンマスクや変声器を使ってばあさんの役をしていた(!)
本人はミカエルの恋人で小湊嫌い。その小湊が歪んでいたために…

「小湊」
キチガイ。子供嫌い。全ての事件のはじまりに当たるキャラ。
昔の乃依とアルトを殺した犯人だが「小湊財閥」だけあって、逮捕されなかった。
小湊と初海が無理矢理結婚したために悲劇が…

「エイプ」
ゲームの途中で猿顔の男が出てくるが、あれは
使い捨てキャラ。
(出番が氷室よりも少ないのに、CGがわざわざ用意されている!)
実際は「屋代兄弟」がその正体だった。オクトとナユタ。
変な名前
だが、生きているほうの「億斗」は逮捕されて終わる。
まりなと恋の話をしたがったが別れることに。

「鐘本美奈代」
肌の色が濃いし、なにより髪型が嫌いなので嫌い。

あんま登場してほしくなかったキャラ。
EDあたりにも登場したときは諦めた(何を?)

「オカマの彫り師」

見た目はイケメンだが、オネエ口調で喋るので
そのギャップがツボだった。かなり気に入ったキャラ。
変人は見ていて楽しい(小湊の喋りも聴いてて楽しい気がする)


他にもキャラはいるが、ひとまずこの辺で(あとはどうでもいい?)


次はレビューらしく書いてみる。

〜良い点〜
BGMが48曲ほど用意されてて、多い。
シナリオの続きが気になる。


終盤で億斗やミカエルが事件の真相に迫る長話をする。
長いだけだと苦痛になるが、気になる話ばかりなので
「長くて疲れる」というより「長くて濃い時間を楽しめた」という感じ。

一枚絵が多い(今までのEVEも多かっただろうが)
演出が凝っている(花火のアニメとか)
出番が少ない氷室のために(?)ファンディスクが予約特典に。

無駄なテキストに面白いのがある。
「お餅を食べる仕事です。餅茶漬けが好きな方をお待ちしております」
「女性を探しています。名前:ブー 口癖:ブーブー言うこと」

こんな風に「プリンセスホテルの張り紙」やら、あのウェイトレスの事など
「burst error」を思い出し、しかも笑える文章はすごく良かった!

〜悪い点〜

唐突に「私テレポーテーションができるみたいなの」と言われて
醒 め て
挫折しそうになった。
現実的な話の中に突然超常現象が入ってきた感じ。

画面のあちこちをクリックする「コマンド総当り」でムダに時間がかかる。
よって、ストレスが溜まりやすい。長時間やりたくないほどに…

エフィや初海(乃依)が現実離れした長話をする。
音声を飛ばさずに聴くタイプなので、長台詞で苦痛だった。

BGMが多いのに、なぜか同じ曲ばかり使ってる気がする(少なく感じる)
つまり曲選びが偏っている。安定した雰囲気を出しているが物足りない。

最後はコマンド選択なしの長い場面で終わるが
あまりにも長すぎ
て、トイレ休憩を挟むほど(食事中の方には申し訳ないが)
※セーブすればいいのだが。

画面がよく動くが、CGが荒いことが多い。
無理矢理拡大しているし…


〜感想〜
やる前までは「万人受けする内容」とか勝手に思ってたけど
ストーリーの盛り上がりを阻害する「総当りシステム」があるので
2007年の作品にしては「スムーズに進められないゲームシステム」として
おすすめはできないか…
(PS2版のほうはスムーズかも?)

でもストーリーや18禁要素が気になったら(もちろん大人限定で!)
攻略サイトを見ながらクイズになってる選択肢を正しく選んだり
背景CGの回収をしたり
記憶の欠片を集めまくってCG100%を目指そう!


なぜか回想モードがないので、例のシーン(笑)のセーブも必須!
たった5シーンほどしかないけど(そして5人)

個人的には「花火のCG」が集めにくかった…

クリアするのに一ヶ月ちょっとかかりました筆者は。

あとは「現実離れした展開が嫌い」な人にもすすめられない。
テレポートなんて序の口
で、後は
シリコンマスクと変声器を使いまくる犯人にドン引きするだろう。
変声器の「法条まりなが殺しに来た!助けてくれ!」で
警察騙すし。

〜シリーズならではのお約束(箇条書き)〜

弥生がPC操作してるのを小次郎が見る
まりなとアルトが入浴
花火を見るシーンあり
存念ながらプールと飲み会の場面はなし
(他のEVEでは「まりなと弥生とヒロインが飲み会をする」場面があったりする)


〜最後に〜
PS2版の攻略本「公式ビジュアルファンブック」は
「真犯人=初海になった乃依」以外の様々なネタバレがあった。
クリアした後に読むと楽しめるのでオススメ。

そして「全てのテキストを既読扱いにしようとする」
「まだ未読テキストがありそう」だと疑い続ける
おれ的にはすげぇ、つらい!作品でもあったという…(笑)

PS.そして再プレイしてみたら…やっぱり未読がたまにあった(泣)