天気に恵まれて最高のフェスでした

第22回(2016年)飯田高原ブルーグラスフェス報告記


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今年のフェス、少しバンドのエントリーが少なく心配でした。
そして開催前日には、レモンパフィの優ちゃんが、夏バテで出演がドクターストップ。
蓋を開けてみれば、15バンドのエントリーということで、ちょっと少ないエントリーですが、開催時間を1時間下げて午後5時からの開催ということになりました。
天気予報によれば久々に雨の心配はなさそうです。
午後2時にスタッフ集合ということで、2時ちょっと前に会場のスキー場に到着してみれば、スタッフはほとんど来ていました。
早速準備ですが、受付と音響ののテントを立てて、注意事項の貼紙などをすれば、すぐに準備は完了。後は5時の開催を待つばかりとなりました。
ぼちぼちと人も集まってきて、あちこちにバンド練習やジャムの輪が出来て賑やかになってきます。雲は多いようですが、なんとか天気も持ちそうです。
そして午後5時、オープニングジャムで、スタートとなりました。

年々、どのバンドも円熟味を増して、腕が上がっているという印象を受けます。
そしてバンドカラーというものもきちんと出来てきている。
我がログキャビン・ボーイズは、夏フェスの前はなかなか練習で揃う機会もないのですが、今年の演奏はどうだったかな。まあまあだったのではと自己評価なのですが・・・。
バンブーボーイズは今年はメインの山本先生が不参加で演奏はなしということだと思っていたら、大阪から出張中の築地さんという強力な助っ人に助けられて素晴らしいステージを披露してくれました。
しかし残念だったのは、レモンパフィです。ベースとボーカルの優ちゃんが夏バテでドクターストップがかかったということで、急遽出演がキャンセル。なんとも残念なことでした。
チグリス・ユーフラテスのボーカルのkanaさんは5年ぶりの飯田フェス参加だったのでしょうか。
5年の間に可愛い二人のお子さんのお母さんとなって、今回はご主人も一緒に家族で参加してくれました。
ステージでkanaさんが歌っていたら、いつの間にかお子さんが、トコトコとステージに上がってお母さんの横にちょこんと立っていました。
演奏の邪魔をするわけでもないので、そのまま。なんとも微笑ましい演奏となりました。

そういえば、フェスが始まった頃には、各バンドの方々も家族で参加する方も多く、会場で子どもたちが走り回っていたものです。
奥様方のコミュニティのような雰囲気も観客席に見受けられて賑やかだったものです。
その頃を思い出させてくれたkanaさん親子でした。懐かしくて涙が出そうになりました。
Dixieの徳田さんは、娘さんと一緒に来られていましたが、何年ぶりの参加ですかと聞くと、もう15年ぶりくらいかもという返事。
なるほど、多分会場を走り回っていた子どもだった娘さん。今では成人されて年頃の素敵なお嬢さんになっている姿に時の流れを感じました。
ハッチャリーズは気合を入れて自主制作したCDを引っさげてのステージ。
演奏後はかなりのCDが売れていました。私も購入させていただきましたが、お金をかけて作っただけあって、素晴らしい音のCDです。これから時々は、私のドライブ時のBGMとなってくれそうです。
プロとして活躍中の赤木さんも、今回エントリーしてくれて、あのミッキマウスボイスを聴かせてくれました。
しかしタイムスケジュールどおりにフェスは進まないものです、少しずつ時間が下がって午後11時前に土曜の部は終演となりました。
土曜の終演間近には空模様も少し怪しい感じでしたが、会場に立ち込める霧が、また独特の良い雰囲気で、それなりに楽しめました。
但しこの湿気は楽器には大敵ですが・・・
お馴染みのジャムの音をバックに私たちログキャビン・ボーイズとローズ・ガーデンの仲間一同は馬鹿話に花を咲かせて、日が変わる頃に解散となりました。まだまだジャムの輪はあちこちで賑やかに演奏をしていました。
いつものように日が変わる頃に室内の休憩室で寝たのですが、今年はものすごいいびきの方がいて、回りの方々もあまり寝られなかった樣子。
フェスに参加の場合は安眠のために耳栓は必須のようです。

日曜日も空模様は大丈夫そうです。朝は7時前に有志一同で朝風呂へ、筋湯温泉の打たせ湯で昨晩の疲れを癒やしました。
身体もすっきりとしたところで再び会場へ。
朝のプログラム前のくつろいだ雰囲気は最高です。のんびりと朝食を食べ、仲間と雑談し、朝の日差しを浴びるともう最高の気分です。
9時のスタートは琴水橋オールドタイマーさん。実にゆる〜いステージでしたが、これが良かった。これでいいのです。くつろいだ雰囲気で会場も癒されます。
そして、次々とバンドは出てきますが、二日酔い風だったり、寝不足だったりで、なんとなく気合の抜けた演奏もちらほら。
でもこれでいいんです。土曜の夜とは違ったバンドの顔が見られて楽しいステージでした。
フィナーレのエンディングジャムで午前11時頃に無事終演となりました。

来年は23回。今年はレストランの利用を増やしてもらおうと、入場券に100円の食券をサービスて付けました。
少しはレストランの利用も増えたようで、来年も継続して食券のサービスは続けたいものです。 皆さま、来年も飯田フェスへのご来場。お待ちしております。


参加バンド

7月23日(土曜日)

17:00〜17:20 オープニング・ジャム
17:20〜17:40 グラス・ホッパーズ 長崎市
17:40〜18:00 琴水橋オールドタイマー 山口市
18:00〜18:20 博多バリかたボーイズ 福岡市
18:20〜18:40 ログ・キャビン・ボーイズ 九重町
18:40〜19:00 ソーリングホーク 長崎市
19:00〜19:20 ローズ・ガーデン 大分市
19:20〜19:40 くじゅうスキー場バンド 島根、鹿児島、福岡
19:40〜20:00 Lonesome Hair Band 熊本市
20:00〜20:20 築地雅典とバンブーボーイズ 大阪・大分
20:20〜20:40 チグリス・ユーフラテス 福岡市
20:40〜21:00 Dixie 福岡市
21:00〜21:20 ハッチャリーズ 久留米市
21:20〜21:40 Liberty 福岡市
21:40〜22:00 赤木一孝 指宿市


7月24日(日曜日)
琴水橋オールドタイマー 山口市
Liberty 福岡市
チグリス・ユーフラテス 福岡市
ソーリングホーク 長崎市
くじゅうスキー場バンド 島根、鹿児島、福岡
ローズ・ガーデン 大分市
Lonesome Hair Band 熊本市
築地雅典とバンブーボーイズ 大阪・大分
赤木一孝 指宿市
フィナーレ 全員
 


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