秀麗・・三俣山 (H16.2.12撮影)

夕暮れ時の三俣山は四季を通じて美しい・・
岩峰特有の深い谷の凸凹が光と影を形作る・・
九重連山の中で最もカッコイイ山だと思う・・
飯田高原に住む人はこの景色を毎日見れるので幸せだ・・
左奥に大船山、右奥につり尾根が見える・・

川端康成が昭和27年10月に飯田高原を訪れている。
「波千鳥」の中で主人公・文子に次の様に言わせている・・(ほんの一節)
                     
  この飯田高原は多くの人も言うようにほんとうにロマンチックななつかしさで

  やわらかくて、明るくて、そしてはるばるという思いをさせながら

  静かに内へ抱きつつまれたという思いをさせます
  
  南につらなる山々も温和で気品のある姿です