【雨雫で濡れたツクシシャクナゲ(H18.4.27)】                                          
このシャクナゲは花びらに濃いピンク色の筋が入っていて珍しく、なかなか
見つけられない。この様なちょっと変わった花を探索するのも楽しいものだ。
前日の雨でこんなにシットリとした花(ひと)には早朝でしか逢う事が出来ない。
私は花に全然詳しくないがヒトリシズカという名前だけは知っていた。
読んで字のごとく「一人静かに咲いてる花」と思っていたが違っていた。
一人でなく大勢で咲いていた。
初々しい新緑の葉に囲まれた真っ白い花はまるで赤ちゃんのモミジの様な
可愛い手を連想させる。
ミツバツツジのこの薄紫色は何とも言えない高貴な雰囲気を持つ。
葉っぱより先に花だけを咲かせるその華やかさは並のものではない。
周囲の萌黄色とのコントラストは森の生命が放つ色彩そのものである。