大船の山裾を久住と中岳の影が静かに昇って行く・・大船にアーベントロートは本当に良く似合う。
しかし、考えてみると大船山にはモルゲンロートがないので可哀相だ・・。
いや、待てよ、夏に段原辺りからモルゲンロートを見れるかも知れない・・今度挑戦してみよう。
今日もアーベントロートを引き立てるかの様に東の空が七色の残照となり燃え上がった。
H25.11.30
H24.1.26
 盟主、ピンクに染まる(H21.12.21撮影)

冬山は天候の判断を誤ると地獄の山行と化す・・
山中も恐ろしいが、アプローチの道路の凍結が恐ろしい・・
スタッドレスタイヤを持たぬ悲しさで、チェーンを二度ほど付け外しをしながら、
やっとの思いで牧ノ戸P着・・
今日、最も見たかった盟主のピンクアーベント・・
積雪は少し足りないが、ピンク色の喫水線が山裾をほのかに燃やしながら
ゆっくりと昇って行く・・
この艶やかさは何に例えたら良いのだろうか・・
さすがは盟主久住、天を突いた槍は威厳がある・・
至福の時間だ・・
この表情を見ただけで感謝の念がふつふつと沸いてくる・・