久住町方面からの突風に煽られ、ガスが星生尾根を物凄いスピードで駆け上がっていく。
しかし、九重の山々はどんな突風が来ようが、嵐が来ようが、微動だにしない・・。
 【大船、燃える・・】(H21.9.14撮影)
青かった黎明が終ると、時間と共に空は燃えながら色を変えて行く・・。
いつ見ても、何度見ても、飽きる事はない・・。
それは太陽と、天上の空間と、雲と、私がいるくじゅうの山々が創り出す一大スペクタクルである。
ふと気がつくと、私自身も星生山頂も真っ赤に染まっていた・・。
  盟主・久住は、やはり槍らしく・・(H26.9.9撮影)

盟主・久住山は格好良く写真を撮るのが難しい・・
なぜかと言うと、どこから見てもズングリに見え、変に傾いて見えるからだ。                     山頂が格好良く尖って、裾が綺麗に広がって見えるポイントがほとんどない・・
でも、一カ所だけあるのです・・
それは、星生崎下の展望台を、南の方に100メートルほど行った所だ・・
盟主の山頂を見ながら、最も尖って見えるポイントを探すのです・・
でも、足場が悪く、行き過ぎると断崖になるので要注意です・・
やはり、久住槍は槍らしく撮らないといけない・・  
この日は久しぶりに空気の透明度も良く、久住槍の緑が眩しい・・    
私が必ず寄る定点スポット・・
ここに座り、久住槍を見ていると時間を忘れる。
H24.11.20
  西千里が浜に雪桜咲く・・(H27.2.1撮影)

ここは星生正面登山口を星生方面に少し入ったポイント・・     
今までに何十回も歩いた道だ・・                                                           忘忘れてしまったが、何年か前に久住山に夕駆けした時に、真っ赤に燃える西千里が浜の中を、
あっちウロウロ、こっちウロウロしている人が山頂から見えた。
ピンクの海に嵌まり溺れている様に見えたのを今でも覚えている。
それ以来、私もこの海に入って溺れてみたいと思い、何度も挑戦したが長い間不発に終わっていた・・。               今日はこのピンクの海を見るだけの為にピンポイントでここに来た・・     
念願がやっと叶った・・地面の小さな木の霧氷・雪桜のきらめきが美しい・・                                 ピンクの海原に身を置き、しばし我を忘れる・・                                                  盟主・久住と星生尾根とのコラボも、ナイス!・・           
 ダイヤモンド大船ならず北大船・・(苦笑) (H29.8.23撮影)

予想はしていたが、星生中央登山口から山頂までの朝露が凄くて苦労した。
この時期、草地を歩く時はゴア雨具が必携だ・・。
東空を見るとダイヤが輝いている・・
慌ててカメラの設定を変えてパチリ・・
でもやはり下手くそです・・(苦笑)
でも結構光っているので良しとしよう・・